東京
優勝した国学院久我山は当確。
関東・東京の最終枠は準優勝の二松学舎大付と関東5位の東海大相模が比較され、東京2位の二松学舎大付が選ばれると予想。5年ぶりに東京2枠になるだろう。
補欠1位は関東一、補欠2位は日大三。
近畿
大阪桐蔭が神宮大会で初優勝し、神宮枠を獲得して7枠になった。
ベスト4に進出した4校は当確。準々決勝で準優勝の和歌山東に惜敗した京都国際も濃厚。残りの2枠は優勝した大阪桐蔭と対戦した東洋大姫路と、金光大阪に1点差で逆転負けした近江が地域性もプラスとなって有力。
結果的に試合内容、地域性ともにマイナスの市和歌山を除くベスト8以上の7校が選出されるだろう。
補欠1位は市和歌山、補欠2位は初戦で和歌山東に惜敗した県1位校の八幡商。
中国
決勝に進出した広陵、広島商は当確。問題は3枠目だ。
準決勝敗退の倉敷工と岡山学芸館の争いで、その勝者が四国3位の明徳義塾と最終枠の比較を行うことになるが、ここが今年一番の難しい選考だ。
ともに3点差負けだが、県大会で直接対決で勝ってること、公立校という点で倉敷工が3校目に選ばれるだろう。
中国・四国の最終枠は実力では明徳義塾、地域性と公立という点では倉敷工に分があるが、ここは倉敷工が最終枠に滑り込むと予想。
補欠1位は岡山学芸館、補欠2位は準々決勝で優勝した広陵に負けた下関国際。
四国
決勝に進出した2校は当確。3校目は明徳義塾が有力。中国3位との比較は今年一番の難関。実力は明徳が上回るが、高知が当確なことと広島から2校当確なため、地域性で倉敷工が有利で、今年も最終枠は中国と予想した。ただし倉吉総合産が21世紀枠に選ばれた場合は明徳義塾が選出される可能性があがる。
補欠1位は明徳義塾、補欠2位は徳島商。
九州
決勝に進出した九州国際大付、大島は当確。ベスト4の有田工も濃厚、長崎日大も準決勝でコールド負けしたが九州大会を圧倒的な強さで優勝した九州国際大付が相手なため問題なく、濃厚。今年もベスト4が順当に選出されるだろう。
補欠1位は興南、補欠2位は海星。
21世紀枠
- (東日本)太田
- (西日本)大分舞鶴
- (3枠目)倉吉総合産
- (東日本補欠)札幌国際情報
- (西日本補欠)伊吹
例年以上に難関な選考となる21世紀枠。どの学校にもチャンスがあり非常に難しい。
その中でまず九州大会で準優勝した大島に惜敗した大分舞鶴が、実力・実績で西日本では一歩リードしている。
東日本は大混戦。実力では北海道大会ベスト4の札幌国際情報がリードしているが、大都市の学校であることと21世紀枠要素が少ない。そこで県大会で昨年春から安定して結果を出していて、群馬は未選出ということも考慮して進学校の太田を東日本の一番手と予想する。
3枠目は近年評価が高い野球教室を行っている倉吉総合産。鳥取も未選出である。
補欠は札幌国際情報と伊吹。