2026年大会から48チームへの増枠が決定したが、3チームずつのリーグ戦と大会方式がいびつであるため改善。
案1:1次トーナメント+2次リーグ案
- 48ヶ国が2ヶ国または4ヶ国ずつ16ブロックに分かれて1次トーナメントを行う。2ヶ国ブロック8つ、4ヶ国ブロック8つ。2回戦から登場となる2ヶ国ブロックには第1シード、1回戦から登場となる4ヶ国ブロックには第2シードが入る。勝ち上がった16ヶ国が2次リーグに進出。
- 2次リーグは4ヶ国ずつ4グループに分かれて行い、各組上位2位ヶ国の8ヶ国が決勝トーナメントに進出。
- 試合数は1次トーナメント32試合+2次リーグ24試合+決勝トーナメント8試合(3位決定戦を含む)の64試合で、現行の32ヶ国の方式と同じになる。
案2:完全トーナメント&コンソレーション案
- 48ヶ国による完全トーナメント。
- 初戦で敗退して1試合で大会を終えた国を救済するため、1・2回戦敗退の32ヶ国でコンソレーションを行う。
- コンソレーションは4ヶ国ずつ8グループに分かれてのトーナメント。
- 1回戦敗者と2回戦敗者が対戦し、その勝者同士の2回戦を行って終了。
ACL出場の4チームがシードされる関係で、グループリーグは14クラブ(7チームずつの2グループ)というあまりにも中途半端なスタイルが続いてるのを改善。
案1:J2からの出場を復活案
- 従来通りACL出場の4クラブはグループリーグ免除とし、決勝トーナメントから出場。
- それ以外の前年のJ1 14位以上の10クラブ(15位かJ2 3位のクラブが天皇杯で優勝した場合は13位以上)と、J2を1位・2位でJ1に昇格した計12クラブはグループリーグから出場。
- 前年のJ1 15位のクラブと昇格プレーオフでJ1に昇格したクラブ、J2の22クラブの合計24クラブで2チームずつに分かれて予備予選を行い、勝った12クラブがグループステージに進出。
- 予備予選を勝ち抜いた12クラブとグループリーグから出場の12クラブの計24クラブを4チーム×6グループに分け、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。
- 決勝トーナメントはグループリーグ突破12クラブとACL出場4クラブの16クラブで行う。
案1の追加ルール
案2:シード枠拡大案
- グループリーグを12クラブに縮小する。
- ACL出場の4クラブの他、前年のJリーグ4位クラブと天皇杯準優勝クラブもグループリーグ免除とする。
- 天皇杯優勝クラブか準優勝クラブのどちらかがJリーグ上位4チームに入っていた場合、天皇杯準決勝敗退クラブのうちJリーグの成績が良い方がシードとなる。
- 天皇杯優勝・準優勝クラブの両方がJリーグ上位4チームに入っていた場合、天皇杯準決勝敗退の2クラブがシードとなる。
- グループリーグはシードクラブを除くJ1の12クラブが4チーム×3グループに分かれて各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。
- 決勝トーナメントはグループリーグ突破6クラブとシード6クラブの12クラブで行う。
- ACL出場の4チームは準々決勝から登場となる。
案3:2チーム脚切り案
案1:80チーム案
- 上記の案1のナビスコカップのグループリーグを天皇杯の予選を兼ねる形にし、まずナビスコカップの上記の案で決勝トーナメントに進出した16クラブが天皇杯の出場権を得る。
- ベスト8に進出するとさらに上位のシード権が与えられる。
- 決勝トーナメントに進出できなかったJ1・J2クラブは12グループに分かれてトーナメント形式の最終予選を行い、勝者12クラブが天皇杯の出場権を得る。
- 高校サッカーのように東京からは2枠とし、都道府県予選枠は48チームにする。
- 大学シード枠を復活し、新たにJ3シード枠も新設。
- 2011年までと同様に総理大臣杯の優勝校が大学シード枠として天皇杯出場権を獲得。J3の前半上位2チーム、JFLの前半1位のチームがJ3・JFLシード枠として天皇杯出場権を獲得。
- 天皇杯出場チームはJ1・J2クラブ28チーム(ナビスコカップベスト16進出クラブ+Jリーグ予選通過12クラブ)、J3クラブ2チーム、JFLクラブ1チーム、大学1チーム、都道府県予選通過48チームの計80チーム。
- ナビスコカップベスト8進出8チームは3回戦から登場。
- それ以外のJ1・J2の20チームとJ3クラブ2チーム、JFLクラブ1チーム、大学1チームの24チームは2回戦から登場。
- 都道府県予選通過48チームは1回戦から登場。
- チーム数変動は1回戦48→24、2回戦24+24=48→24、3回戦24+8=32→16、4回戦16→8、以下略。
案2:76チーム案
- 案1と同様にナビスコカップの決勝トーナメントに進出した16クラブが天皇杯の出場権を得る。
- 決勝トーナメントに進出できなかったJ1・J2クラブは8グループに分かれてトーナメント形式の最終予選を行い、勝者8クラブが天皇杯の出場権を得る。
- こちらは東京予選枠は1枠のまま。
- 代わりにJ3シード枠は2、JFLシード枠は2、大学シード枠は1とする。
- 天皇杯出場チームはJ1・J2クラブ24チーム(ナビスコカップベスト16進出クラブ+Jリーグ予選通過8クラブ)、J3クラブ2チーム、JFLクラブ2チーム、大学1チーム、都道府県予選通過47チームの計76チーム。
- ACLに出場しベスト4に進出したクラブと、それ以外でリーグ戦やナビスコカップの好成績クラブの計4クラブは4回戦から登場(2015年のルールに準拠)。
- それ以外のJ1・J2クラブ20チームとJ3クラブ2チーム、JFLクラブ2チームの24チームは2回戦から登場。
- 大学1チームと都道府県予選通過47チームは1回戦から登場。
- チーム数変動は1回戦48→24、2回戦24+24=48→24、3回戦24→12、4回戦12+4=16→8、準々決勝8→4、以下略。