2024年選抜高校野球大会 持ち点

40点 星稜
39点 作新学院
38点 関東一
37点 広陵
36点 大阪桐蔭
35点 青森山田
34点 高知
33点 神村学園
32点 報徳学園
31点 山梨学院
30点 愛工大名電、北海
29点 敦賀気比
28点 八戸学院光星健大高崎
27点 常総学院
26点 豊川、熊本国府
25点 京都外大西、明豊
24点 京都国際、近江
23点 中央学院創志学園
22点 耐久、日本航空石川
21点 田辺、東海大福岡
20点 宇治山田商
19点 阿南光
18点 学法石川
17点 別海

2024年選抜高校野球大会出場校予想

今大会は約20年ぶりに出場枠の再編が行われ、東北と東海が1枠ずつ増え、中国と四国が0.5枠ずつ(1枠)、21世紀枠が1枠減った。
明治神宮大会は星稜が優勝し、北信越が初めて神宮枠を獲得した。

 

北海道

  1. 北海
  2. (補欠1位)東海大札幌
  3. (補欠2位)帯広大谷
北海道の出場枠は1枠。優勝した北海の夏春連続出場が確実。ここは逆転選考の余地がない。
補欠1位は決勝で北海に延長タイブレークで惜敗した東海大札幌。補欠2位はベスト4の帯広大谷

 

東北

  1. 青森山田
  2. 八戸学院光星
  3. 学法石川
  4. (補欠1位)一関学院
  5. (補欠2位)金足農
仙台育英夏の甲子園で優勝するなどの近年の活躍が評価されてか、出場枠が1つ増え3枠になった。2008年までは記念大会でも2枠止まりだっただけに快挙だ。
そのため昨年までは記念大会や神宮枠獲得時以外は決勝に進出した2校がすんなり選出と簡単だったが、今年は東北の3枠目の予想が一番難しい。
準決勝で敗れた一関学院学法石川の比較。準決勝の試合内容では0-1の学法石川が0-4の一関学院を上回るが、県大会の順位では一関学院が1位に対し、学法石川は3位。決勝戦では一関学院に勝った青森山田が、学法石川に勝った八戸学院光星を3-0のノーヒットノーランで破った。県順位と対戦相手の成績では一関学院が有利だ。だが各雑誌では甲子園出場から20年以上遠ざかっている学法石川が有利と予想されており、それを信じることにする。
補欠1位は一関学院、補欠2位は秋田1位の金足農。
 

関東

  1. 作新学院
  2. 山梨学院
  3. 健大高崎
  4. 常総学院
  5. 桐光学園
  6. (補欠1位)中央学院
  7. (補欠2位)帝京三
ベスト4に進出した4校は当確。毎年白熱する5枠目は今年は山梨学院に延長タイブレークで敗れた桐光学園と、健大高崎に1点差惜敗の中央学院に絞られた。準決勝で山梨学院が健大高崎を破ったこともあり、延長タイブレークで惜敗した桐光学園が9回敗退の中央学院を上回り5枠目に選出されるだろう。
補欠1位は中央学院、補欠2位は優勝した作新学院に敗れた帝京三
 

東京

  1. 関東一
  2. (補欠1位)創価
  3. (補欠2位)早稲田実
東京大会優勝の関東一が順当に選出。2枠目は桐光学園が神奈川大会優勝、関東大会準々決勝で延長タイブレークの末の惜敗と好成績のため厳しいだろう。
補欠1位は準優勝の創価、補欠2位はベスト4の早稲田実
 

東海

  1. 豊川
  2. 愛工大名電
  3. 宇治山田商
  4. (補欠1位)藤枝明誠
  5. (補欠2位)日大三島
東北と同じく出場枠が1つ増え3枠になった。2年前東海大会準優勝の聖隷クリストファーがまさかの落選をしたことが影響したとも言われている。
これにより決勝に進出した豊川と愛工大名電は当確。愛知2校となったが、今年は3枠目があるから問題ない。3枠目は準決勝で敗れた宇治山田商藤枝明誠の比較となるが、優勝した豊川に逆転サヨナラ負けした宇治山田商が試合内容で圧倒的有利。
補欠1位は藤枝明誠、補欠2位は準々決勝で愛工大名電に善戦した日大三島
 

北信越

  1. 星稜
  2. 敦賀気比
  3. 日本航空石川
  4. (補欠1位)北陸
  5. (補欠2位)帝京長岡
星稜が明治神宮大会で32年ぶりに優勝し、神宮枠を獲得したため3枠になった。北信越が神宮枠を獲得したのは初めてで、これで10地区で神宮枠獲得がないのは過去1度も明治神宮大会優勝がない中国のみとなった。
優勝の星稜、準優勝の敦賀気比はもちろん当確。3枠目は日本航空石川と北陸の比較となるが、延長タイブレークの末惜敗の日本航空石川でほぼ決まりだろう。
補欠1位は北陸、補欠2位は準々決勝で敦賀気比に延長タイブレークと善戦した帝京長岡
 

近畿

  1. 大阪桐蔭
  2. 京都外大西
  3. 耐久
  4. 京都国際
  5. 報徳学園
  6. 近江
  7. (補欠1位)履正社
  8. (補欠2位)須磨翔風
近畿大会ベスト4の4校は当確。大阪桐蔭は秋季近畿大会3連覇で5年連続の選抜に乗り込む。2005年夏の甲子園準優勝の古豪・京都外大西は2010年夏以来の復活、予選第1回大会から参加している伝統校耐久は悲願の甲子園出場を確実とした。
5枠目は優勝した大阪桐蔭に1点差の惜敗の報徳学園が地域性でも抜けておりほぼ確実。6枠目も1点差の惜敗となった近江が地域性でも有力。
補欠1位は履正社、補欠2位は須磨翔風。
 

中国

  1. 広陵
  2. 創志学園
  3. (補欠1位)宇部鴻城
  4. (補欠2位)高川学園
出場枠の再編で0.5枠減って2枠になった。四国との比較枠はほとんど中国に行っていたため、中国は実質1枠減らされたと言える。
そのため優勝した広陵、準優勝の創志学園ですんなりとなりそうだ。補欠1位は昨年までなら3枠目に選ばれていたであろう宇部鴻城、補欠2位は高川学園
 

四国

  1. 高知
  2. 阿南光
  3. (補欠1位)明徳義塾
  4. (補欠2位)鳴門
中国と同様0.5枠減って2枠になった。しかし中国との比較枠はほとんど中国に行っていたため、四国は増減なしとも言える。
こちらも決勝に進出した2校が順当に選出されるだろう。補欠1位は明徳義塾、補欠2位は鳴門。
 

九州

  1. 熊本国府
  2. 明豊
  3. 神村学園
  4. 東海大福岡
  5. (補欠1位)大分舞鶴
  6. (補欠2位)延岡学園
今年もベスト4が順当に選出されるだろう。九州大会優勝の熊本国府は悲願の甲子園初出場となる。
補欠1位は準々決勝で優勝した熊本国府に延長サヨナラ負けの大分舞鶴、補欠2位は延岡学園
 

21世紀枠

  1. 別海
  2. 田辺
  3. (補欠1位)富山北部
  4. (補欠2位)鶴丸
近年の21世紀枠の成績不振が要因か、21世紀枠は1枠減らされ2枠になった。21世紀枠が2枠になったのは2007年以来17年ぶりで、減枠は創設以降史上初。また東西のくくりがなくなった。
一昨年は県大会コールド負けの丹生が選ばれ甲子園でも大敗するなど、21世紀枠候補の枯渇が進行していたこともあって減枠は仕方ないかと思われたが、皮肉にも減枠された今年は豊作になった。
北海道の豪雪地から秋季全道大会ベスト4まで進出した別海と、秋季和歌山大会で強豪智弁和歌山、市和歌山を相次いで破って近畿大会に出場した田辺は例年なら大本命。仙台一、水戸一、鹿児島の鶴丸といった伝統公立進学校が豊作で、さらに元日の能登半島地震により富山北部も有力候補になったと言われる。
しかしやはり別海と田辺が最有力か。田辺は同県の耐久が一般枠で出場することが懸念材料。補欠は富山北部と鶴丸

2023年度全国高校サッカー選手権大会 持ち点

40点 青森山田
39点 静岡学園
38点 尚志
37点 市立船橋
36点 明秀日立
35点 帝京長岡
34点 日大藤沢岡山学芸館
33点 前橋育英、大津
32点 昌平、矢板中央
31点 米子北、神村学園
30点 近江、高川学園
29点 京都橘、日章学園
28点 星稜、富山第一東海大仰星
27点 帝京大可児神戸弘陵、長崎総科大付
26点 立正大淞南徳島市立、飯塚
25点 仙台育英、丸岡、四日市中央工
24点 帝京三初芝橋本佐賀東
23点 北海、奈良育英大手前高松
22点 堀越、松本国際
21点 遠野、今治
20点 明徳義塾、ノースアジア大明桜
19点 早稲田実広島国際学院
18点 柳ヶ浦、名古屋
17点 名護、山形明正

2024年21世紀枠地区推薦予想

北海道

◎別海 ◯札幌国際情報
 
豪雪過疎地別海町から全道大会ベスト4まで進出した別海が地区推薦の大本命。最終選考も最有力候補だ。
あえて対抗をあげるとすれば2年前の地区推薦の札幌国際情報だろう。
 

東北

◎仙台第一 ◯光南 △水沢工
 
全国最多14回選出されている東北地区。また今年は20年ぶりの出場枠見直しにより一般枠が3枠に増枠された。
東北推薦は東北大会に出場した宮城3位の仙台第一と岩手2位の久慈の争いかと思われたが、久慈は県推薦で落選。これにより仙台第一が東北推薦の大本命になった。
対抗は同じく東北大会に出場した福島2位の光南か。2006年夏の甲子園に出場しておりブランクが17年しかないが、この中では2位だろう。穴は久慈を抑えて推薦された岩手4位の水沢工。
 

関東

◎水戸一 ◯明和県央 △鎌倉学園
 
県推薦8校のうち関東大会に出場したのは私立の明和県央のみ。さらに8校中4校が私立の推薦と今年は不作の関東地区。
茨城大会ベスト4の水戸一が一歩リードか。関東・九州以外の地区なら地区大会出場レベルの順位ということもある、
対抗は私立だが唯一の関東大会出場の明和県央。穴は神奈川大会ベスト4の鎌倉学園
 

北信越

◎富山北部 ◯赤穂 △六日町
 
県推薦5校のうち北信越大会出場は富山2位の富山北部のみ。
本命は富山2位で唯一の北信越大会出場校の富山北部。3年前合同チームのときに北信越推薦され、最終選考でも補欠1位となった実績がある。
対抗は長野大会ベスト8の赤穂。穴は新潟大会ベスト8の六日町。一般枠で出場確実の石川と福井は今年はお休みだろう。
 

東海

◎桑名工 ◯小牧南
 
20年ぶりの出場枠見直しにより一般枠が3枠に増枠された東海地区。その影響もあって今年の東海の候補校は不作だ。県推薦は4校すべて東海大会に出場できず、さらに小牧南以外すべてベスト8以下となった。そして唯一成績では大きくリードする小牧南は一般枠で愛知2校の出場が確実なため地域性で厳しい。
小牧南以外の3校で成績トップの三重大会ベスト8の桑名工が本命か。浜松城北工帝京大可児がベスト16止まりのため、地域性で厳しいが小牧南を対抗とする。
 

近畿

◎田辺 ◯奈良北 △興国
 
和歌山1位の耐久が近畿大会でベスト4まで進出し、一般枠確実となったことから繰り上がりで県推薦に選出された形となった和歌山2位の田辺。田辺も和歌山大会で智弁和歌山、市和歌山を破っており近畿推薦は大本命だ。
対抗は奈良4位の奈良北。穴は大阪2位で近畿大会に出場した興国。
 

中国

◎津和野 ◯岡山城東 △下関西
 
中国推薦の最有力と思われた中国大会出場の総社南が県推薦に選ばれなかった。県推薦校は岡山城東以外の4校が中国大会不出場。
島根4位の津和野が一歩リードか。対抗は岡山2位の岡山城東。成績はトップだが2004年春に出場にしておりブランクが短い。穴は山口大会ベスト8の下関西。
 

四国

大手前高松 ◯徳島科学技術
 
東北に次ぐ全国2位の10回21世紀枠に選出されてる四国だが、今年は県推薦校のうち私立の大手前高松以外すべて四国大会不出場、それもすべてベスト8以下で完敗と凶作で、今年は最終選考選出は厳しい。
高知大会ベスト16敗退の宿毛工と、愛媛大会準々決勝コールド負けの大洲は除外し、消去法で本命は香川大会優勝の大手前高松、対抗は徳島大会ベスト8の徳島科学技術とした。
 

九州

鶴丸 ◯春日 △対馬・上対馬壱岐商連合
 
県推薦校はすべて九州大会不出場。しかし県内有数の進学校2校が有力だ。
鹿児島4位の鶴丸が本命。県内ではラ・サールに次ぐ高偏差値校だ。対抗は福岡4位の春日。激戦区福岡でベスト4進出は地区大会出場並のアドバンテージだが、3位決定戦でコールド負けしたのがマイナスポイントだ。
穴は長崎大会ベスト8に進出した対馬・上対馬壱岐商連合。離島&連合チームというインパクトでワンチャンある。
 

2024年選抜21世紀枠都道府県推薦予想

北海道:◎別海(本命一本)
青森 :弘前   ○弘前
岩手 :◎久慈(本命一本)    ✕水沢工
秋田 :◎秋田修英  ○秋田北鷹 ✕大館桂桜
宮城 :◎仙台一(本命一本)
山形 :◎山形南   ○山形城北
福島 :◎田村    ○相馬   ✕光南
茨城 :◎水戸一   ○水戸工
栃木 :◎佐野    ○宇都宮北
群馬 :◎太田(本命一本)    ✕明和県央
埼玉 :◎上尾    ○坂戸
千葉 :◎多古    ○千葉学芸 ✕千葉商大付
東京 :◎早大学院  日大二
神奈川:鎌倉学園  ◯横浜商
山梨 :◎吉田    ○駿台甲府
静岡 :◎浜松工   ○聖隷クリストファー ✕浜松城北工
愛知 :◎小牧南   ○大成
岐阜 :◎大垣商(本命一本)   ✕帝京大可児
三重 :◎近大高専  ○桑名工
新潟 :◎六日町   ○開志学園
長野 :◎赤穂    ○長野西
富山 :◎富山北部  ○高岡
石川 :◎輪島    ○金沢商   ✕金沢桜丘
福井 :◎敦賀(本命一本)     ✕若狭
滋賀 :◎水口    草津東
京都 :◎塔南開建  ○北嵯峨   ✕京都精華学園
大阪 :◎桜宮    ○槻の木   ✕興国
兵庫 :◎須磨翔風(本命一本)   ✕尼崎工
奈良 :◎奈良北(本命一本)
和歌山:◎田辺    ○耐久
岡山 :◎総社南(本命一本)    ✕岡山城東
広島 :◎福山    ○海田    ✕庄原実
鳥取 :◎倉吉東   鳥取
島根 :◎矢上(本命一本)     ✕津和野
山口 :◎周防大島  ○下関西 
香川 :◎観音寺総合 ○志度    ✕大手前高松
愛媛 :◎松山商(本命一本)    ✕大洲
徳島 :◎徳島科学技術 ○生光学園
高知 :◎岡豊    ○高知工   ✕宿毛
福岡 :◎春日(本命一本)
佐賀 :◎神埼    ○唐津
長崎 :対馬・上対馬壱岐商連合 ○大村工
大分 :◎国東(本命一本)     ✕別府翔生
熊本 :◎熊本商   ○千原台   ✕必由館
宮崎 :◎小林秀峰(本命一本)   ✕日南
鹿児島:鶴丸(予想遅れ)
沖縄 :◎知念    ○沖縄水産  ✕宜野座

東京からの所要時間

新幹線の開業によって大幅に短縮された東京から全国への所要時間。ここでは東京から陸路での最短所要時間が2時間から7時間の75都市と7時間以上の1都市を30分ごとにグループを区切って掲載する。同じグループは東京からの距離が近い順に掲載する。
 

2時間~2時間半(7都市)

いわき 2時間25分

東京からの所要時間が2時間から2時間半の都市は6都市。1つ目は福島県浜通り最大の都市・いわき市
常磐線特急は2015年3月の上野東京ライン開業によって品川発着となり、東京から乗り換えなしになった。
東京06:53発→(常磐線特急ひたち1号)→いわき09:18着
 

村上 2時間25分

2つ目は新潟県下越地方の主要都市・村上市
上越新幹線の最速便は東京9時12分発のとき311号で、途中大宮にしか停車しない。311という東北の人にとっては不吉な列車番号だがこれが上越新幹線の最速便だ。上越新幹線の最速便を利用して新潟で羽越線の特急「いなほ3号」に乗り換えれば、東京から新潟県下越地方まで2時間30分を切ることができる。
東京09:12発→(とき311号)→新潟10:41着 10:48発→(羽越本線いなほ3号)→村上11:37着
 

津 2時間29分

3つ目は三重県の県庁所在地・津市。
名古屋から三重・伊勢地方へはJRではなく近鉄が便利なのは有名である。東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋から近鉄名阪特急ひのとりを利用するのが最短だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→名古屋07:50着 近鉄名古屋08:00発→(近鉄名阪特急ひのとり)→津08:44着
 

金沢 2時間25分

4つ目は北陸最大の都市・石川県金沢市。2015年の北陸新幹線開業により来訪者が大幅に増えた。
北陸新幹線の最速列車は東京10時24分発のかがやき509号で、東京~金沢は2時間25分だ。
東京10:24発→(かがやき509号)→金沢12:49着
 

京都 2時間8分

5つ目は古都・京都市。東京~京都は東海道新幹線で最速2時間8分だ。
東京06:00発→(のぞみ1号)→京都08:08着
 

大阪 2時間22分

6つ目は近畿地方最大の都市・大阪市。東京~大阪間は東海道新幹線の開業によって年々所要時間が短縮されてきた。
2015年3月14日のダイヤ改正で、東京~新大阪間はさらに所要時間が短縮され、2時間22分となった。最速列車は東京発の一番列車、のぞみ1号である。
東京06:00発→(のぞみ1号)→新大阪08:22着
 

盛岡 2時間10分

7つ目は岩手県の県庁所在地・盛岡市
東北新幹線の最速便は東京8時20分発のはやぶさ7号で、これを利用すれば東京~盛岡は2時間10分で行くことができる。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→盛岡10:30着
 

2時間半~3時間(8都市)

松本 2時間56分

東京からの所要時間が2時間半から3時間の都市は8都市。1つ目は長野県西信地方の主要都市・長野県松本市
中央線の特急はほとんどが新宿発着で、東京発着は非常に少ない。今回は平日夕方の列車となった。
東京16:45発→(中央線特急あずさ41号)→松本19:41着(平日ダイヤ)
 

会津若松 2時間42分

2つ目は福島県内陸部・会津地方の中心都市、会津若松市
磐越西線を利用するルートと高速バスルートの2種類があり、どちらも東京から東北新幹線で郡山に行き、郡山で乗り換えるとこまでは同じだ。
磐越西線の郡山~会津若松間は電化されており、快速も運転されていることからそれほど遅くないが、郡山~会津若松は高速バスのほうがやや所要時間が短い。
東京10:36発→(東北新幹線やまびこ57号)→郡山11:57着 12:15発→(高速バス)→会津若松13:18着
東京10:36発→(東北新幹線やまびこ57号)→郡山11:57着 12:15発→(磐越西線快速)→会津若松13:20着
 

石巻 2時間42分

3つ目は三陸地方最大の都市・宮城県石巻市宮城県では仙台市に次ぐ第二の都市。
仙台から石巻へは仙石線が有名だが、2015年に開業した東北線仙石線の直通列車「仙石東北ライン」のほうが所要時間が短い。東北新幹線はやぶさ5号で仙台に行き、仙台で仙石東北ラインの1日1往復のみある特別快速に乗り換えて、2時間42分だ。
東京07:32発→(はやぶさ5号)→仙台09:04着 09:25発→(仙石東北ライン特別快速)→石巻10:14着
 

中津川 2時間36分

4つ目は岐阜県東濃地方の主要都市・岐阜県中津川市東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋で中央西線の特急しなのに乗り換えて2時間36分だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→名古屋07:50着 08:00発→(中央本線特急しなの)→中津川08:51着
 

奈良 2時間57分

5つ目は京都ともに修学旅行の行き先として人気の古都・奈良市
大阪や京都から奈良へはJRよりも近鉄のほうが速い。ただし近鉄特急は特急料金が必要であり、近鉄の急行を利用するよりはJR奈良線の快速のほうが速い。
ここでは2つのルートを掲載する。
東京06:33発→(のぞみ5号)→京都08:45着 08:55発→(近鉄京都線特急)→近鉄奈良09:30着
東京07:21発→(のぞみ205号)→京都09:32着 09:37発→(奈良線みやこ路快速)→奈良10:21着
 

神戸(三宮) 2時間44分

6つ目は兵庫県の県庁所在地・神戸市。神戸市の中心駅は神戸駅ではなく三宮駅だ。なので三宮までの所要時間を掲載する。
東京06:00発→(のぞみ1号)→新神戸08:36着 08:41発→(神戸市営地下鉄西神線)→三宮08:44着
 

姫路 2時間56分

7つ目は兵庫県西部の主要都市・姫路市。2003年10月1日からのぞみ号の一部列車が姫路駅に停車するようになった。
東京06:51発→(のぞみ7号)→姫路09:45着
 

青森(新青森) 2時間58分

8つ目は青森市
東京8時20分発の東北新幹線の最速はやぶさ7号を利用すれば、東京から新青森まで3時間をわずかに切って2時間58分で行くことができる。これは新幹線が飛行機に対して大きく優位に立てる所要時間である。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新青森11:18着
 

3時間~3時間半(7都市)

富岡 3時間3分

東京からの所要時間が3時間から3時間半の都市は7都市。1つ目は福島県浜通りの町・双葉郡富岡町
福島第一原発原発事故により2011年から長期間運休していたが、2020年3月14日に常磐線全線の運転を再開した。また上野東京ラインの開業により、東京・品川から乗り換えなしでいけるようになった。
東京07:53発→(常磐線特急ひたち)→富岡10:56着
 

敦賀 3時間5分

2つ目は福井県西部の主要都市・敦賀市
東京から敦賀へは東海道新幹線米原に行き、北陸線の特急に乗り換えるルートが一般的。2024年3月に北陸新幹線が延伸されれば、長野や金沢を周る北陸新幹線経由が主流になるだろう。
東京06:21発→(ひかり631号)→米原08:42着 08:57発→(北陸本線特急しらさぎ1号)→敦賀09:26着
 

伊勢市 3時間13分

3つ目は伊勢神宮で有名な三重県伊勢市
上記の津市でも述べたように、東京や名古屋から伊勢地方へはJRではなく近鉄のほうが所要時間が短い。
東京06:00発→(のぞみ1号)→名古屋07:34着 近鉄名古屋07:50発→(近鉄名古屋線特急)→伊勢市09:13着
 

池田 3時間4分

4つ目は大阪府北部の市・池田市東海道新幹線で新大阪に行き、新大阪から東海道線で大阪に行き、大阪で阪急宝塚線に乗り換えて3時間4分だ。
池田市箕面市伊丹空港が近いため、東京から池田・箕面へはyahooの経路探索では航空機を利用するルートのほうがトップに出る。
東京06:00発→(のぞみ1号)→新大阪08:22着 08:27発→(東海道線快速)→大阪08:32着 梅田08:43発→(阪急宝塚線)→池田09:04着
 

宝塚 3時間4分

5つ目は宝塚歌劇団で有名な兵庫県宝塚市
東海道新幹線で新大阪に行き、新大阪で福知山線・通称宝塚線の特急こうのとりに乗り換えて3時間4分だ。
東京07:30発→(のぞみ11号)→新大阪10:00着 10:05発→(福知山線特急こうのとり5号)→宝塚10:34着
 

岡山 3時間9分

6つ目は中国地方第二の都市・岡山市。東京から東海道新幹線の一番列車、のぞみ1号で3時間9分だ。
東京06:00発→(のぞみ1号)→岡山09:09着
 

福山 3時間26分

7つ目は広島県第二の都市・福山市。2003年10月1日からのぞみの一部列車が福山駅に停車するようになり、東海道新幹線の一番列車、のぞみ1号は福山に停車する。
東京06:00発→(のぞみ1号)→福山09:26着
 

3時間半~4時間(12都市)

原ノ町南相馬) 3時間39分

東京からの所要時間が3時間半から4時間の都市は11都市。1つ目は福島県南相馬市原ノ町
福島第一原発原発事故による運休を経て、2020年3月14に常磐線が全線運転再開。さらに東京・品川から乗り換えなしで行けるようになった。
東京07:53発→(常磐線特急ひたち)→原ノ町11:32着(休日ダイヤ)
 

飯田 3時間54分

2つ目は長野県南信地方の主要都市・飯田市
飯田線は速度が遅く非常に不便なため、東京から飯田へは高速バスを利用するのが便利。東京から東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋で高速バスに乗り換えて3時間54分だ。名古屋~飯田間の高速バスには停車駅が多い便と少ない便があり、停車駅が少ない速達便なら名古屋~飯田は1時間54分。
リニア中央新幹線が開業すれば、東京~飯田間の所要時間は大幅に短縮されることが期待される。
東京09:00発→(のぞみ212号)→名古屋10:41着 名鉄BC11:00発→(中央道高速バス飯田線)→飯田駅
 

鶴岡 3時間31分

3つ目は山形県庄内地方の主要都市・鶴岡市
東京から庄内地方の鶴岡へは上越新幹線の最速便「とき311号」を利用し、新潟で羽越線特急いなほに乗り換えて3時間31分だ。ただしほとんどの列車は所要時間が4時間を越えるため、東北地方で唯一、東京からのシェアで航空機のほうが新幹線より優位に立ってる地区である。
東京09:12発→(とき311号)→新潟10:41着 10:48発→(羽越本線いなほ3号)→鶴岡12:43着
 

七尾 3時間44分

4つ目は能登半島の主要都市・石川県七尾市
北陸新幹線で金沢に行き、金沢で七尾線の特急能登かがり火に乗り換えて3時間44分だ。ただし北陸新幹線と特急能登かがり火の接続は悪く、スムーズに乗り継げたのはこの列車くらいだった。
東京08:36発→(かがやき505号)→金沢11:04着 11:21発→(七尾線特急能登かがり火3号)→七尾12:20着
 

福井 3時間40分

5つ目は福井市
東京から福井へは東海道新幹線米原に行き、北陸線の特急に乗り換えるルートが一般的。2024年3月に北陸新幹線敦賀まで延伸されればそちらが主流になる。
東京06:21発→(ひかり631号)→米原08:42着 08:57発→(北陸本線特急しらさぎ1号)→福井10:01着
 

和歌山 3時間43分

6つ目は和歌山市
東海道新幹線で新大阪に行き、阪和線紀勢線の特急くろしおに乗り換えて3時間43分だ。航空機なら関西国際空港(通称関空)を利用するのが便利。
東京06:51発→(のぞみ7号)→新大阪09:15着 09:28発→(阪和線紀勢本線特急くろしお5号)→和歌山10:34着(休日ダイヤ)
 

福知山 3時間44分

7つ目は京都府北部の主要都市・福知山市
東京から福知山へは東海道新幹線で京都に行き、京都で山陰線の特急に乗り換えて3時間44分だ。京都を発着する山陰線の特急は多数あるが、「きのさき」と「はしだて」が福知山を経由する。
東京06:15発→(のぞみ3号)→京都08:24着 08:38発→(山陰本線特急はしだて1号)→福知山09:59着
 

舞鶴 3時間56分

8つ目は京都府丹後半島の市・舞鶴市
東海道新幹線で京都に行き、京都で山陰線の特急まいづるに乗り換えて3時間56分だ。「まいづる」は「はしだて」と綾部まで併結している。
東京06:15発→(のぞみ3号)→京都08:24着 08:38発→(山陰本線特急まいづる1号)→東舞鶴10:11着
 

気仙沼 3時間49分

9つ目は宮城県三陸海岸沿いの市・気仙沼市気仙沼線東日本大震災津波被害により一部廃線となり、気仙沼には乗り入れなくなった。気仙沼市に行く鉄道は大船渡線となる。
東北新幹線で一ノ関に行き、一ノ関で大船渡線に乗り換えて3時間49分だ。ちなみに大船渡線東日本大震災による廃線で大船渡には乗り入れない。
また仙台から高速バスを利用するルートもある。
東京07:56発→(はやぶさ103号)→一ノ関10:07着 10:17発→(大船渡線普通)→気仙沼11:45着
東京06:32発→(はやぶさ1号)→仙台08:03着 08:25発→(三陸高速バス)→気仙沼まち・ひと・しごと交流プラザ10:38着
 

秋田 3時間52分

10個目は秋田市
東京から秋田へは新在直通方式の「秋田新幹線」で乗り換えなしで3時間50分ほどで行くことができる。これは新幹線と航空機がほぼ互角になる所要時間だが、秋田は冬季に航空機の欠航が多いためか、新幹線のシェアが優位に立っている。
東京06:32発→(こまち1号)→秋田10:24着
 

弘前 3時間41分

11個目は青森県弘前市
奥羽本線には特急「つがる」もあるが、弘前へは東北新幹線の最速列車「はやぶさ7号」で新青森に行き、新青森奥羽本線の快速に乗り換えるルートが最速である。
弘前市東北自動車道が経由するため、東京から弘前へは高速バスも便利だ。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新青森11:18着 11:30発→(奥羽本線快速)→弘前12:01着
 

広島 3時間49分

12個目は中国地方最大の都市・広島市。東京~広島の所要時間は3時間49分。これは新幹線と航空機がほぼ互角になる所要時間だ。
かつては飛行機が優位に立っていたが、現在は広島空港への立地とアクセスが悪いこともあり、新幹線のシェアが6割と優位に立っている。
東京06:00発→(のぞみ1号)→広島09:49着
 

4時間~4時間半(9都市)

白馬 4時間2分

東京からの所要時間が4時間から4時間半の都市は10都市。1つ目はスキーリゾートで知られ、長野オリンピックのスキー競技の会場にもなった長野県北安曇郡白馬村
中央線の特急あずさの一部が白馬の先、南小谷まで乗り入れている。ただしその特急はすべて新宿始発なため、東京から新宿へは快速で移動する必要がある。新宿駅8時ちょうどのあずさ2号・・・じゃなくてあずさ5号が南小谷行きである。
東京07:40発→(中央線快速)→新宿07:54着 08:00発→(中央線特急あずさ5号)→白馬11:42着→南小谷11:59着
 

高山 4時間16分

2つ目は飛騨地方の都市で、日本最大の面積を誇る岐阜県高山市
東京から東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋で高山線の特急ひだに乗り換えて4時間16分だ。高山市にはアニメ・ゲームの聖地も多数ある。
東京06:00発→(のぞみ1号)→名古屋07:34着 07:43発→(高山本線特急ひだ1号)→高山10:16着
 

久慈 4時間10分

3つ目は岩手県三陸海岸沿いの市・久慈市。久慈へも高速バスのほうが便利。
東京から東北新幹線で二戸に行き、二戸で高速バススワローに乗り換えて4時間10分だ。高速バススワローは全ての便が二戸で東北新幹線に接続している。鉄道だけで行くルートも掲載する。
東京06:32発→(はやぶさ1号)→二戸09:09着 09:20発→(JRバス東北スワロー)→久慈10:30着
東京06:32発→(はやぶさ1号)→八戸09:21着 09:29発→(久慈線)→久慈11:10着
 

天橋立宮津) 4時間25分

4つ目は日本三景の一つ、京都府宮津市天橋立
東海道新幹線で京都に行き、京都で山陰線の特急はしだてに乗り換えて4時間25分だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→京都08:24着 08:38発→(山陰本線特急はしだて1号)→天橋立10:40着
 

丸亀 4時間5分

5つ目は全国に展開するうどんチェーン店、丸亀製麺の地元として知られる香川県丸亀市
高松市より手前にあるため、高松より速く行くことができる。東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で瀬戸大橋線予讃線の特急しおかぜに乗り換えて4時間5分だ。高松方面とは途中で分岐するため注意が必要。
東京07:12発→(のぞみ9号)→岡山10:25着 10:35発→(予讃線特急しおかぜ5号)→丸亀11:17着
 

高松 4時間11分

6つ目は香川県の県庁所在地・高松市。日本最後の定期寝台列車サンライズ瀬戸の終着駅として知られる。
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で瀬戸大橋線快速マリンライナーに乗り換えて4時間11分だ。マリンライナーは快速のため、特急・急行料金は不要なのがお得だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→岡山09:25着 09:33発→(瀬戸大橋線快速マリンライナー)→高松10:26着
 

函館(新函館北斗) 3時間54分

7つ目は北海道南部の主要都市、本州から北海道への玄関口にもなってる函館市
東京から新函館北斗は東北・北海道新幹線の最速列車、はやぶさ7号で3時間54分と、4時間を切っている。しかし新函館北斗駅は函館中心部から離れていて、そこから乗り換えて函館駅へ向かうと4時間14分となるため、こちらに掲載することにした。
以上の理由で東京~函館のシェアは飛行機がかなり優位に立っている。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新函館北斗12:14着 12:20発→(函館本線特急北斗)→函館12:34着
 

三原 4時間8分

8つ目は広島県中部の市・三原市
三原駅に停車するのぞみはなく、東京からは岡山または福山までのぞみで行き、そこでこだまに乗り換える必要がある。三原市は広島空港が近いため、航空機を利用したほうが所要時間が短いこともある。
東京06:33発→(のぞみ5号)→福山10:04着 10:16発→(こだま843号)→三原10:41着
 

山口(新山口) 4時間18分

9つ目は山口市
新山口には2003年10月1日からのぞみの一部列車が停車するようになったが、山口県の県庁所在地ながらのぞみは一部しか停車しない。
東京06:15発→(のぞみ3号)→新山口10:33着


4時間半~5時間(12都市)

象潟(にかほ) 4時間56分

東京からの所要時間が4時間半から5時間の都市は13都市。1つ目は秋田県山形県の県境近くの秋田県にかほ市の象潟。
上記の村上市鶴岡市への行き方で掲示した上越新幹線の最速便、とき311号に接続するいなほ3号は酒田止まりとなるため、その先の象潟へ行くには秋田行きのいなほに接続する列車を利用する必要がある。
東京06:08発→(とき301号)→新潟08:10着 08:22発→(羽越本線いなほ1号)→象潟11:04着
 

羽後本荘 4時間46分

2つ目は秋田県南西部・羽後本荘市。象潟の北にあるが、ここから先は秋田新幹線で秋田に行き、秋田から羽越本線特急いなほに乗り換えて南下するルートが最短となる。
秋田新幹線で秋田に行き、羽越線特急いなほに乗り換えて4時間46分だ。
東京06:32発→(こまち1号)→秋田10:24着 10:44発→(羽越本線いなほ8号)→羽後本荘11:18着
 

宮古 4時間50分

2つ目は岩手県北東部三陸海岸沿いの市・宮古市。山田線に快速が走っているため、宮古へは鉄道が速い。
東北新幹線で盛岡に行き、盛岡で山田線の快速リアスに乗り換えて4時間50分だ。
東京08:40発→(はやぶさ9号)→盛岡10:55着 11:09発→(山田線快速リアス)→宮古13:30着
東京06:32発→(はやぶさ1号)→仙台08:03着 08:25発→(三陸高速バス)→宮古駅前12:51
 

大湊(むつ) 4時間43分

3つ目は青森県下北半島むつ市大湊。東北新幹線開業にともなう東北本線青森県内の第三セクター化により、大湊へ向かう大湊線はJRと直接接続しない飛び地路線となってしまったが、大湊線の列車はほとんどが八戸から発着しており、東北新幹線から1回の乗り換えで行くことができる。
東京06:32発→(はやぶさ1号)→八戸09:21着 09:33発→(青い森鉄道大湊線快速しもきた)→大湊11:13着
 

大館・能代 4時間47分

4つ目は秋田県大館市能代市能代市へは秋田新幹線で秋田に行き、秋田で奥羽本線特急つがるに乗り換えて4時間47分だ。能代市の中心駅は能代駅ではなく東能代駅となっている。
大館市へは東北新幹線新青森に行き、新青森奥羽本線特急つがるに乗り換えて4時間49分だ。
東京08:40発→(こまち9号)→秋田12:30着 12:40発→(奥羽本線特急つがる3号)→東能代13:27着
東京09:08発→(はやぶさ11号)→新青森12:29着 12:48発→(奥羽本線特急つがる4号)→大館13:57着
 

鳴門 4時間44分

5つ目は明石海峡を臨む徳島県鳴門市。明石海峡大橋の開通により、鳴門へは高速バスのほうが速い。
高速バスは新神戸からも発着している。東海道・山陽新幹線新神戸に行き、新神戸で高速バスエディに乗り換えて4時間44分だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→新神戸08:53着 09:00発→(高速バスエディ)→高速鳴門10:59着
 

豊岡 4時間40分

6つ目は兵庫県北部の主要都市・豊岡市東海道新幹線で京都に行き、京都で山陰線に乗り換えて4時間40分だ。
また新大阪で福知山線に乗り換えるルートもある。京都から山陰線の特急を利用するルートのほうが所要時間が短いが、京都から豊岡方面に向かう特急の本数は少なく、時間帯によっては福知山線経由のほうが速い。
東京09:00発→(のぞみ213号)→京都11:15着 11:25発→(山陰本線特急きのさき5号)→豊岡13:40着
 

熊野市 4時間59分

7つ目は三重県南部、熊野古道で有名な熊野市。
東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋で関西線・紀勢線の特急南紀に乗り換えて4時間59分だ。
東京06:15発→(のぞみ3号)→名古屋07:50着 08:02発→(関西本線紀勢本線特急南紀1号)→熊野市11:14着
 

津山 4時間40分

8つ目は岡山県内陸部の津山市東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で津山線に乗り換えて4時間40分だ。津山線には特急がなく、快速ことぶきを利用する。
アニメ「のんのんびより」の舞台は岡山県津山市という説がある。作中で「東京から6時間」と言っているが、それは津山駅からバスの所要時間も含めての所要時間なのだろう(?)。
東京08:12発→(のぞみ15号)→岡山11:25着 11:40発→(津山線快速ことぶき)→津山12:52着
 

呉 4時間34分

9個目は広島県瀬戸内海沿いの市・呉市
東京から東海道・山陽新幹線で広島に行き、広島で呉線に乗り換える。呉線の西側呉~広島間には快速「安芸路ライナー」があり、快速なので特急・急行料金は不要だ。
東京06:00発→(のぞみ1号)→広島09:49着 10:00発→(呉線快速安芸路ライナー)→呉10:34着
 

宇部 4時間58分

10個目は山口県工業都市宇部市東海道・山陽新幹線新山口に行き、新山口山陽本線に乗り換えることになるが、宇部に行くときは注意が必要だ。
山陽本線の本数は少なく、特に日中は新山口での接続が悪く、待ち時間が30分前後になる。山口県内の本数が多い朝夕のラッシュ時の利用をお勧めする。
しかし東京からだと朝一番の新幹線でも新山口到着が10時過ぎとなり、本数が少なくなる。そのため東京を昼出発とした。新山口での接続が悪く時間がかかることもあり、東京~宇部は航空機のほうが便利だ。
東京12:12発→(のぞみ31号)→新山口16:33着 16:45発→(山陽本線普通)→宇部17:10着
 

下関 4時間55分

11個目は山口県第二の都市で本州最西端、関門海峡を臨む下関市
東海道・山陽新幹線沿線から下関に行くには、一度関門海峡を越えて九州の小倉に行き、そこから在来線で折り返して本州に戻るというルートのほうが速いことはよく知られている。
東京06:00発→(のぞみ1号)→小倉10:35着 10:41発→(鹿児島本線普通)→門司10:47着 10:48発→(山陽本線普通)→下関10:55着
 

福岡(博多) 4時間52分

12個目は九州最大の都市、日本の五大都市の1つ・福岡市。
東京~博多は新幹線では最速でも5時間近くかかる。福岡空港が都心に近く非常に便利なため、東京~福岡は飛行機のシェアが92%と圧倒的だ。
東京06:00発→(のぞみ1号)→博多10:52着
 

5時間~5時間半(7都市)

釜石 5時間10分

東京からの所要時間が5時間から5時間半の都市は7都市。1つ目は岩手県三陸海岸沿いの市、釜石市
東北新幹線で新花巻に行き、新花巻で釜石線の快速はまゆりに乗り換えて5時間10分だ。
この釜石線の快速は盛岡から出ているが、盛岡まで行くよりも新花巻停車のやまびこを利用して新花巻で乗り換えたほうが速い。
東京08:48発→(やまびこ53号)→新花巻11:53着 12:18発→(釜石線快速はまゆり)→釜石13:58着

 

白浜 5時間7分

2つ目はリゾート地の南紀白浜で有名な和歌山県白浜市。
東海道新幹線で新大阪に行き、新大阪で阪和線紀勢線の特急くろしおに乗り換えて5時間7分だ。航空機では南紀白浜空港が利用できる。
東京06:51発→(のぞみ7号)→新大阪09:15着 09:28発→(阪和線紀勢本線特急くろしお5号)→白浜11:58着

 

新宮 5時間20分 

3つ目は本州最南端の市、和歌山県新宮市。白浜は大阪経由が最短だが、新宮や紀伊勝浦では名古屋から関西線経由が最短となる。
東海道新幹線で名古屋に行き、名古屋で関西線・紀勢線の特急南紀に乗り換えて5時間20分だ。
さらにその先、紀伊勝浦へは5時間41分で行くことができる。
東京06:15発→(のぞみ3号)→名古屋07:50着 08:02発→(関西本線紀勢本線特急南紀1号)→新宮11:35着(→紀伊勝浦11:56着)

 

徳島 5時間11分

4つ目は徳島市。上記の鳴門と同様に新神戸から高速バスを利用するほうが速い。東海道・山陽新幹線新神戸に行き、新神戸で高速バスエディに乗り換えて5時間11分だ。
鉄道では東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で瀬戸大橋線高徳線の特急うずしおに乗り換えて5時間34分だ。特別に2つ掲載する。
東京06:15発→(のぞみ3号)→新神戸08:53着 09:00発→(高速バスエディ)→徳島11:26着
東京07:30発→(のぞみ11号)→岡山10:47着 11:05発→(瀬戸大橋線高徳線特急うずしお)→徳島13:04着

 

鳥取 5時間2分

5つ目は鳥取市
東京から東海道新幹線のぞみで新大阪に行き、新大阪でこだまに乗り換えて姫路に行き、姫路で特急はくとに乗り換えるて5時間3分だ。この特急はくとは第3セクターの智頭急行を経由することでも知られている。
東京07:00発→(のぞみ203号)→新大阪09:27着 09:32発→(こだま845号)→姫路10:13着 10:22発→(智頭急行特急はくと3号)→鳥取12:02着

 

長万部 5時間23分

6つ目は北海道南部の山越郡長万部町。函館本線室蘭本線が分岐する駅として知られる。
東北・北海道新幹線新函館北斗に行き、函館線の特急北斗に乗り換えて5時間23分だ。航空機なら新千歳空港からアクセスとなる。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新函館北斗12:17着 12:34発→(函館本線特急北斗5号)→長万部13:43着

 

久留米 5時間17分

7つ目は福岡県第三の都市、とんこつラーメン発祥の都市として知られる久留米市
久留米には九州新幹線のみずほが1日数本停車する。東京から東海道新幹線新大阪止まりののぞみで新大阪に行き、新大阪で久留米停車のみずほに乗り換えて5時間17分だ。新大阪での乗り換えは階段移動を伴うため、1本前の山陽新幹線直通ののぞみに乗り、新神戸で乗り換えるという方法もある。
東京07:21発→(のぞみ205号)→新大阪09:48着 09:54発→(みずほ607号)→久留米12:38着
 

5時間半~6時間(4都市)

米子 5時間46分

東京からの所要時間が5時間半から6時間の都市は4都市。1つ目は鳥取県第二の都市・米子市
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で伯備線の特急やくもに乗り換えて5時間46分だ。
東京06:33発→(のぞみ5号)→岡山09:46着 10:05発→(伯備線山陰本線特急やくも7号)→米子12:19着
 

高知 5時間56分

2つ目は高知市
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で瀬戸大橋線土讃線の特急南風に乗り換えて5時間56分だ
東京06:33発→(のぞみ5号)→岡山09:46着 10:05発→(瀬戸大橋線土讃線特急南風5号)→高知12:29着
 

佐賀 5時間50分

3つ目は佐賀市
佐賀へは西九州新幹線の連絡特急を利用する。東海道新幹線で新大阪に行き、新大阪から山陽九州新幹線新鳥栖に行き、新鳥栖長崎線の特急リレーかもめに乗り換えて5時間50分だ。
東京06:42発→(のぞみ201号)→新大阪09:06着 09:20発→(さくら549号)→新鳥栖12:13着 12:20発→(長崎本線リレーかもめ25号)→佐賀12:32着
 

熊本 5時間31分

4つ目は熊本市
東京から熊本や鹿児島まで直通する新幹線はない。新大阪か博多で乗り換える必要があるが、博多では接続が悪いこと、のぞみよりみずほのほうが山陽新幹線内の停車駅が少ないことから、新大阪止まりののぞみに乗って新大阪で乗り換えるほうが速い。
ただし新大阪での乗り換えは階段移動を必要とするため、1本前の山陽直通ののぞみに乗り、新神戸で乗り換えれば同じホームで乗り換えられる。
九州新幹線みずほの最速列車は朝一番の始発列車か最終列車。東京から新大阪発の朝一番に乗るのは勿論不可能なため、最終列車に乗り継ぐため東京を夕方に出発する。
東京17:21発→(のぞみ245号)→新大阪19:48着 19:54発→(みずほ615号)→熊本22:52着
 

6時間~6時間半(6都市)

串本 6時間4分

東京からの所要時間が6時間から6時間半の都市は6都市。1つ目は本州最南端の市町村・和歌山県東牟婁郡串本町
東海道新幹線で新大阪に行き、新大阪で阪和線紀勢線の特急くろしおに乗り換えて6時間4分だ。
特急くろしおは2時間に1本。時間帯によっては名古屋から関西線の特急南紀を利用するルートのほうが速いこともある。
東京06:51発→(のぞみ7号)→新大阪09:15着 09:28発→(阪和線紀勢本線特急くろしお5号)→串本12:55着
 

松山 6時間3分

2つ目は愛媛県の県庁所在地で、四国最大の都市・松山市
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で瀬戸大橋線予讃線の特急しおかぜに乗り換えて6時間3分だ。
東京07:12発→(のぞみ9号)→岡山10:25着 10:35発→(瀬戸大橋線予讃線特急しおかぜ5号)→松山13:15着
 

松江 6時間12分

3つ目は島根県の県庁所在地・松江市
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で伯備線・山陰線の特急やくもに乗り換えて6時間12分だ。
東京06:33発→(のぞみ5号)→岡山09:46着 10:05発→(伯備線山陰本線特急やくも7号)→松江12:45着
 

浜田 6時間27分

4つ目は島根県西部の市・浜田市
山陽地方から浜田に向かう鉄道路線はなく、高速道路の浜田自動車道があるため、浜田への最速ルートは高速バスである。
東海道・山陽新幹線で広島に行き、広島で高速バスいさりび号に乗り換えて6時間27分だ。
東京06:33発→(のぞみ5号)→広島10:27着 10:40発→(高速バスいさりび号)→浜田13:00着
 

大分 6時間4分

5つ目は大分市
東海道・山陽新幹線で小倉に行き、小倉で日豊線の特急ソニックに乗り換えて6時間4分だ。
東京06:00発→(のぞみ1号)→小倉10:35着 10:43発→(日豊本線特急ソニック)→大分12:04着
 

鹿児島中央 6時間15分

6つ目は新幹線が乗り入れる最南端の都市・鹿児島市
上記の熊本でも述べたように東京から九州新幹線に直通して鹿児島中央まで一本で行く新幹線はない。
東京を17時21分に出発し、新大阪で最終のみずほ615号に乗り換えて6時間15分だ。東京・名古屋~鹿児島は勿論、大阪~鹿児島も飛行機のシェアのほうが高い状態だ。
東京17:21発→(のぞみ245号)→新大阪19:48着 19:54発→(みずほ615号)→鹿児島中央23:36着
 

6時間半~7時間(3都市)

出雲市 6時間38分

東京からの所要時間が6時間半から7時間の都市は3都市。1つ目は縁結びの出雲大社で有名な島根県出雲市
東海道・山陽新幹線で岡山に行き、岡山で伯備線・山陰線の特急やくもに乗り換えて38分だ。また日本最後の定期寝台列車サンライズ出雲の終着駅でもある。
東京06:33発→(のぞみ5号)→岡山09:46着 10:05発→(伯備線山陰本線特急やくも7号)→出雲市13:11着
 

苫小牧 6時間54分

2つ目は北海道南部の市・苫小牧市
東北・北海道新幹線新函館北斗に行き、函館線・室蘭線の特急北斗に乗り換えて6時間54分だ。航空機なら北海道最大の空港・新千歳空港が非常に近い。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新函館北斗12:17着 12:34発→(函館本線室蘭本線特急北斗5号)→苫小牧15:14着
 

長崎 6時間42分

3つ目は長崎市
2022年に西九州新幹線が暫定開業し、所要時間が短縮されたが、博多から長崎まで直通で行けなくなった。そのため最低でも2回、最速ルートだと3回の乗り換えが必要になった。
東京から東海道新幹線のぞみで新大阪に行き、新大阪で山陽・九州新幹線さくらに乗り換えて新鳥栖新鳥栖でリレーかもめに乗り換えて武雄温泉、武雄温泉で西九州新幹線かもめに乗り換える。実に3回の乗り継ぎで6時間42分だ。西九州新幹線の全線開業は佐賀県との兼ね合いにより目処が立っていない。
東京06:42発→(のぞみ201号)→新大阪09:06着 09:20発→(さくら549号)→新鳥栖12:13着 12:20発→(長崎本線リレーかもめ25号)→武雄温泉12:53着 12:56発→(西九州新幹線かもめ25号)→長崎13:24着
 

7時間以上

札幌 7時間44分

最後に東京から7時間以上の都市を1つ掲載する。北海道最大の都市、日本五大都市の1つ・札幌市だ。
東北・北海道新幹線新函館北斗に行き、函館線・室蘭線の特急北斗に乗り換えて7時間44分だ。東京~札幌は航空機のシェアが97%。青函トンネルが新幹線専用になったことにより、札幌へは在来線では行けなくなった。
東京08:20発→(はやぶさ7号)→新函館北斗12:17着 12:34発→(函館本線特急北斗5号)→札幌16:04着

 

2023年全国高校野球選手権大会 持ち点

40点 仙台育英
39点 広陵
38点 智弁学園
37点 専大松戸
36点 履正社
35点 沖縄尚学
31点 近江、社
30点 聖光学院日大三、英明
29点 大垣日大、明豊
28点 星稜、立命館宇治
26点 徳島商神村学園
25点 日大山形、市和歌山
23点 前橋商、おかやま山陽
22点 北海 、北陸 、創成館
21点 明桜、クラーク国際
20点 いなべ総合、立正大淞南
19点 上田西、浜松開誠館
18点 高知中央、川之江
17点 東京学館新潟、富山商
16点 鳥取商、宮崎学園
15点 共栄学園鳥栖