2024年21世紀枠地区推薦予想

北海道

◎別海 ◯札幌国際情報
 
豪雪過疎地別海町から全道大会ベスト4まで進出した別海が地区推薦の大本命。最終選考も最有力候補だ。
あえて対抗をあげるとすれば2年前の地区推薦の札幌国際情報だろう。
 

東北

◎仙台第一 ◯光南 △水沢工
 
全国最多14回選出されている東北地区。また今年は20年ぶりの出場枠見直しにより一般枠が3枠に増枠された。
東北推薦は東北大会に出場した宮城3位の仙台第一と岩手2位の久慈の争いかと思われたが、久慈は県推薦で落選。これにより仙台第一が東北推薦の大本命になった。
対抗は同じく東北大会に出場した福島2位の光南か。2006年夏の甲子園に出場しておりブランクが17年しかないが、この中では2位だろう。穴は久慈を抑えて推薦された岩手4位の水沢工。
 

関東

◎水戸一 ◯明和県央 △鎌倉学園
 
県推薦8校のうち関東大会に出場したのは私立の明和県央のみ。さらに8校中4校が私立の推薦と今年は不作の関東地区。
茨城大会ベスト4の水戸一が一歩リードか。関東・九州以外の地区なら地区大会出場レベルの順位ということもある、
対抗は私立だが唯一の関東大会出場の明和県央。穴は神奈川大会ベスト4の鎌倉学園
 

北信越

◎富山北部 ◯赤穂 △六日町
 
県推薦5校のうち北信越大会出場は富山2位の富山北部のみ。
本命は富山2位で唯一の北信越大会出場校の富山北部。3年前合同チームのときに北信越推薦され、最終選考でも補欠1位となった実績がある。
対抗は長野大会ベスト8の赤穂。穴は新潟大会ベスト8の六日町。一般枠で出場確実の石川と福井は今年はお休みだろう。
 

東海

◎桑名工 ◯小牧南
 
20年ぶりの出場枠見直しにより一般枠が3枠に増枠された東海地区。その影響もあって今年の東海の候補校は不作だ。県推薦は4校すべて東海大会に出場できず、さらに小牧南以外すべてベスト8以下となった。そして唯一成績では大きくリードする小牧南は一般枠で愛知2校の出場が確実なため地域性で厳しい。
小牧南以外の3校で成績トップの三重大会ベスト8の桑名工が本命か。浜松城北工帝京大可児がベスト16止まりのため、地域性で厳しいが小牧南を対抗とする。
 

近畿

◎田辺 ◯奈良北 △興国
 
和歌山1位の耐久が近畿大会でベスト4まで進出し、一般枠確実となったことから繰り上がりで県推薦に選出された形となった和歌山2位の田辺。田辺も和歌山大会で智弁和歌山、市和歌山を破っており近畿推薦は大本命だ。
対抗は奈良4位の奈良北。穴は大阪2位で近畿大会に出場した興国。
 

中国

◎津和野 ◯岡山城東 △下関西
 
中国推薦の最有力と思われた中国大会出場の総社南が県推薦に選ばれなかった。県推薦校は岡山城東以外の4校が中国大会不出場。
島根4位の津和野が一歩リードか。対抗は岡山2位の岡山城東。成績はトップだが2004年春に出場にしておりブランクが短い。穴は山口大会ベスト8の下関西。
 

四国

大手前高松 ◯徳島科学技術
 
東北に次ぐ全国2位の10回21世紀枠に選出されてる四国だが、今年は県推薦校のうち私立の大手前高松以外すべて四国大会不出場、それもすべてベスト8以下で完敗と凶作で、今年は最終選考選出は厳しい。
高知大会ベスト16敗退の宿毛工と、愛媛大会準々決勝コールド負けの大洲は除外し、消去法で本命は香川大会優勝の大手前高松、対抗は徳島大会ベスト8の徳島科学技術とした。
 

九州

鶴丸 ◯春日 △対馬・上対馬壱岐商連合
 
県推薦校はすべて九州大会不出場。しかし県内有数の進学校2校が有力だ。
鹿児島4位の鶴丸が本命。県内ではラ・サールに次ぐ高偏差値校だ。対抗は福岡4位の春日。激戦区福岡でベスト4進出は地区大会出場並のアドバンテージだが、3位決定戦でコールド負けしたのがマイナスポイントだ。
穴は長崎大会ベスト8に進出した対馬・上対馬壱岐商連合。離島&連合チームというインパクトでワンチャンある。