2023年21世紀枠地区推薦予想

北海道

◎滝川 ○北見柏陽 △立命館慶祥

結果:✕外れ

北海道大会のベスト8はすべて私立校。そこで北海道推薦は2回戦で北海に惜敗した滝川が本命か。対抗は同じくベスト16の北見柏陽。穴はベスト4の立命館慶祥を私立ながら予想。

東北

◎由利 ○田村 △一関二

結果:◎本命

選出回数最多の東北地区。東北は最終選考に選ばれるより地区推薦に選ばれる方が難しいとまで言われる。
今年の東北の本命は秋田2位で東北大会1勝の由利。ただし5年前に同じ市内の由利工が選出されてることがマイナス要因。福島3位で東北大会に出場した田村が追う。穴は岩手4位の一関二。

関東

◎石橋 ○市太田 △県船橋

結果:◎本命

関東大会出場校がすべて私立となり、地区推薦予想が難しい関東。栃木大会ベスト4、過去2度の関東推薦の経験がある石橋が一歩リードか。
対抗は群馬大会ベスト8の市大田。穴は3年前に宇都宮が関東推薦に選ばれた傾向から、千葉大会ベスト16の進学校船橋を推す。

東海

◎木本 ○岐阜

結果:◎本命

ともに県大会4位の木本と岐阜の争い。東海は互角の場合は一般枠絶望の県を選出する傾向があるため、三重の木本が一歩リードか。試合内容では岐阜に分がある。

北信越

◎氷見 ○伊那北 △飯田

結果:◎本命

北海道を除く46都府県で最後に推薦された氷見が大本命。富山大会で優勝し、北信越大会でも1勝した。最終選考でも東日本の最有力候補だ。 対抗は長野大会4位の伊那北。穴は石川大会ベスト8の飯田。

近畿

宮津天橋・丹後緑風連合 ○生駒 △小野

結果:△穴

近畿は推薦校すべてが近畿大会不出場で大混戦。大阪桐蔭が神宮枠を獲得したため、7府県すべてが一般枠・神宮枠での選出濃厚となったことも混戦に拍車をかけた。大阪大会ベスト16の佐野の選出は厳しい。佐野を除く5校に可能性がある。
戦績でリードするのは兵庫大会ベスト8で1点差負けの小野、同じく和歌山大会ベスト8の熊野、滋賀大会ベスト4の水口東(ただし準決勝コールド負け)の3校だ。奈良大会ベスト8の生駒は準々決勝コールド負けだが、夏の奈良大会でも準優勝と夏秋連続で上位進出している。
話題性では京都大会ベスト8の宮津天橋・丹後緑風連合に分がある。ただし準々決勝コールド負け。
非常に難しいが甲子園常連校2校を破った宮津天橋・丹後緑風連合を連合チームという話題性で本命に予想。対抗は夏秋連続で上位進出の生駒をこちらも話題性も加味して予想。穴は実力枠で小野。

中国

三刀屋 ○光 △神戸旭

結果:△穴

本命は島根大会準優勝の三刀屋。光が一般枠濃厚となったため中国推薦争いは一歩リードした。
山口大会3位で中国大会でも準優勝と躍進した光は一般枠が有力になった。しかし決勝戦で大敗し、去年の聖隷クリストファーの落選の件もあって100%当確とは言えなくなったため、21世紀枠の中国推薦に入れておく可能性もあると見て対抗に予想。
穴は広島大会4位で開催県枠で中国大会に出場した神戸旭。

四国

◎城東 ○松山商

結果:◎本命

県推薦はすべて四国大会不出場。本命はその中で最高成績の徳島大会4位の城東。対抗は愛媛大会ベスト8で、昨年に続く2年連続県推薦の古豪松山商

九州

高鍋 ○鳥栖 △高田

結果:◎本命

九州は例年成績を最優先するため、県大会準優勝で九州大会に出場した高鍋鳥栖が最有力。次いで大分大会3位の高田。
ただし高鍋は1998年春に出場しておりブランクが24年と短いのが難点。鳥栖はさらにブランクが短く、2001年春と2002年夏に出場している。