北海道
優勝した白樺学園が順当に選出されるだろう。北北海道勢の選抜出場は2008年以来12年ぶりとなる。
補欠は準優勝の札幌日大。
東北
決勝に進出した仙台育英と鶴岡東が順当に選出されるだろう。鶴岡東の選抜出場は1979年以来41年ぶりとなる。
関東
ベスト4の4校は当確。東京大会決勝で大差がついたため5枠目が選出されることが濃厚になった。
5校目はともに決勝進出校に1点差負けの埼玉の花咲徳栄と西武台の争いとなる。どちらも1点差負けのため、県大会決勝で直接対決で勝利し県1位の花咲徳栄がやや有利だろう。ただし今大会は一般枠での初出場が有力なのが鹿児島城西しかなく、初出場校が少ないため、1988年以来甲子園出場がない西武台の選出もありえる。
東京
- 国士舘
- (補欠)帝京
優勝した国士舘が順当に選出されるだろう。関東5位との比較となる2校目は準優勝の帝京が有力だが、0-6で完敗したため選出は厳しくなった。
補欠校は帝京。
東海
神宮枠の3校目は準決勝で敗退した静岡の加藤学園と藤枝明誠の争いとなるが、やや難しい選考になりそうだ。東海大会準決勝の試合内容では延長サヨナラ負けの加藤学園がコールド負けした藤枝明誠を上回るが、藤枝明誠は優勝した中京大中京と対戦し、静岡大会では藤枝明誠が勝って県1位になっている。
北信越
例年なら優勝校と準優勝校の2校が順当に選出される北信越だが、今年は一波乱ありそうな結果になっている。
準優勝の日本航空石川は決勝で星稜に1-19で大敗したこと、石川大会決勝でも1-16で敗れて2度大敗してること、石川2校になることの地域性がマイナスとなり、準決勝以下敗退のチームとの比較となる。
しかし比較対象となるベスト4の佐久長聖も3-10で7回コールド負けを喫しており、高岡第一は3-5で星稜に最も善戦したものの、初戦敗退&県3位では準優勝を差し置いての逆転選考は難しく、やはり日本航空石川が2校目に選出されるのが有力だろう。
近畿
近畿大会ベスト4は大阪と奈良の両2強が独占した。
一方で天理に0-14で5回コールド負けし、奈良3校目にもなる奈良大付は選考圏外となり、補欠にも選ばれないだろう。
中国
四国
決勝に進出した2校が順当に選出されるだろう。準決勝が2試合ともコールドゲームになったため、3枠目の選出は厳しい。
補欠1位は高知中央、補欠2位は新田。
九州
ベスト4の4校が順当に選出されるだろう。決勝は大分対決となり、大分は昨年に続くアベック出場が確実になった。
21世紀枠
- (東日本)磐城
- (西日本)伊香
- (3枠目)近大高専
- (東日本補欠)宇都宮
- (西日本補欠)本部
21世紀枠の東日本は磐城が圧倒的大本命。台風19号で被災中に東北大会に出場し2勝、1971年夏に甲子園準優勝の経験がある古豪ということで、今年はめぼしい候補が少ない中で頭一つ抜けている。